お酒やジュースを贈る際、配送中の破損が心配という方も多いでしょう。配送中に破損してしまったら、贈り物が台無しになってしまいます。ビンやボトルを発送する際には、梱包に細心の注意を払わなくてはいけません。この記事では、ビン・ボトルの発送に必要な梱包材や梱包テクニック、注意点などを詳しく紹介していきます。
目次
ビン・ボトルの発送に必要な梱包材
ビン・ボトルを発送する際に必要な梱包材を紹介します。
気泡緩衝材
気泡緩衝材は、プチプチやエアーキャップと呼ばれることもある、割れ物の発送に最適な梱包材です。薄いビニールに空気が入っているので、外部の衝撃からビンやボトルを守ってくれます。配送時の多少の衝撃であれば、ボンやボトルが割れることはないでしょう。
気泡緩衝材は100円ショップやホームセンターなどで販売されているので、発送するビンやボトルのサイズに合ったものを選びましょう。
発泡緩衝材
発泡緩衝材はクッション性があるので、ビンやボトルを外部の衝撃から守ってくれます。ビンやボトルに被せるだけで梱包できるので手軽ですが、気泡緩衝材ほど保護力はないので注意しなくてはいけません。
クリアバッグ
クリアバッグは、不織布素材でパッケージが透けている見える梱包材です。ギフト用のビンやボトルに覆われていることが多いので、発送時にも活用することが可能です。クリアバッグは高級感を増すために用いられることが多いですが、多少の衝撃であればビンやボトルを保護してくれるでしょう。
専用のケース
ビンやボトル専用のケースも販売されています。ワインボトル1本を梱包するためのケースや、一升瓶4本をまとめて梱包するためのケースなど、さまざまな専用ケースが販売されています。発送するビンやボトルのサイズや用途に合ったケースを選びましょう。サイズや本数に合った専用ケースを用意すると、ぴったり収まるため簡単に梱包できます。
ビン・ボトルの安全な梱包テクニック
ビンやボトルは配送時に割れやすいため、しっかり梱包しなくてはいけません。ビンやボトルの安全な梱包テクニックを詳しく見ていきましょう。
気泡緩衝材で包む
ビンやボトルを配送中の衝撃から守るために、必ず1本ずつ気泡緩衝材で包みましょう。全体を隙間がないように包み、テープで留めます。
複数本をまとめて発送する際は、ビンやボトル同士が当たって割れないように、気泡緩衝材でさらに1つにまとめて包みましょう。気泡緩衝材はロールタイプのものをサイズに合わせてカットする方法と、袋状になっている気泡緩衝材に入れる方法があります。
また、ビンやボトルの中身が漏れることを防ぐために、ビニール袋などに入れてから気泡緩衝材で包むとより安全に梱包できます。
ダンボールに入れる
ダンボールに入れる際は、緩衝材を入れ、隙間がないようにしましょう。ビンやボトルとダンボールの間に隙間があると、配送時の振動や衝撃により破損しやすくなります。そのため、ダンボールを揺らしたときにビンやボトルが動かないように固定します。
また、仕切りがついている専用のケースを使用すると、気泡緩衝材や新聞紙を用意する必要がないため、手間やコストを抑えられるでしょう。
発送
発送する際は、ダンボールや専用ケースに割れ物注意と記載または、割れ物注意のシールを貼りましょう。分かりやすい場所に記載またはシールを貼っておくと、配送業者の方に割れ物が入っていることが伝わります。また、荷物を受け取る側も、割れ物が届いたことがすぐに分かるので安心です。
ビン・ボトルを安心して送る発送時の注意点
ビンやボトルを発送する際には、いくつか注意点があります。ビンやボトルを安心して送るために、発送時の参考にしてみてください。
小さめのダンボールを選ぶ
ダンボールは、中身が重すぎると底が抜けてしまう可能性があります。発送するビンやボトルより一回り程度大きいサイズのダンボールを選ぶとよいでしょう。
また、使用済みのダンボールではなく、より強度の高い未使用のダンボールを使用すると安心です。複数のビン・ボトルを送る際は、それに合わせてダンボールもいくつか用意しましょう。
1本ずつ包む
複数本のビンやボトルを発送する際は、必ず1本ずつ緩衝材で包みましょう。緩衝材で包む際は、ビンやボトルを緩衝材の端に置き、くるくると巻き付けていきます。ビンやボトル口と底で緩衝材を折り返し、テープで留めます。
ダンボール内で動かないようにする
ダンボールにビンやボトルを入れる際は、動かないように緩衝材を詰め込み、しっかり固定しましょう。また、ダンボールの底にも気泡緩衝材を敷いておくと、運送中の振動の影響を受けにくくなるので安心です。
まとめ
ビンやボトルの梱包方法や注意点について紹介しました。ビンやボトルは割れやすいため、正しい梱包方法で発送しないと、配送中に破損してしまう恐れがあります。安全に発送するためにも、ビンやボトルは気泡緩衝材で1本ずつ丁寧に包み、ダンボール内で動かないようにしっかり梱包しましょう。
また、ビンやボトルのサイズや本数に合った専用のケースも販売されているので、用途や目的にあったものを選ぶとより安全です。この記事の内容を参考に、ビン・ボトルを送る際の破損を未然に防ぎましょう。
