缶バッジは、ネットオークションやSNSなどでも取引されることも多いでしょう。缶バッジの中には価値が高いものもあるため、発送する際は破損しないように注意しなくてはいけません。この記事では、缶バッジの梱包方法を詳しく紹介します。おすすめのアイテムや傷つけないコツも解説するので、参考にしてみてください。
目次
缶バッジの梱包におすすめのアイテム
配送中の破損を防ぐためには、梱包する際に適切なアイテムを選ぶことが重要です。缶バッジの梱包におすすめのアイテムを紹介します。
OPP袋
OPP袋とは、ポリプロピレン素材でできている透明な袋です。透明なので中身が見やすく、湿気や水に強いため缶バッジをしっかり保護してくれます。価格が安いので手に入れやすく、サイズ展開も豊富です。梱包する缶バッジに合うサイズのOPP袋を選びましょう。
また、OPP袋の代用として、トレーディングカードを保護するためのカードスリーブも使えます。缶バッジのサイズに合うカードスリーブがある場合は活用しましょう。
気泡緩衝材
気泡緩衝材は、プチプチやエアーキャップとも呼ばれている緩衝材です。気泡緩衝材は物を包むだけでなく、箱に入れて発送する際に、隙間を埋める役割も果たします。クッション性があるため衝撃に強く、破損を防ぐ効果が高いアイテムです。
気泡緩衝材は、袋状になっているタイプや、カットされているタイプ、好きなサイズに切って使えるロールタイプなど、バリエーションが豊富です。発送する缶バッジのサイズや個数に合わせて、最適なものを選びましょう。
クッション封筒
クッション封筒は、内側に気泡緩衝材が付いているタイプの封筒です。軽くて丈夫であり、薄型タイプならば厚みに制限がある発送方法に適しています。また、あらかじめ封筒に緩衝材がついているため、簡単に梱包でき時間短縮になるでしょう。
宅配ビニール袋
宅配ビニール袋は、ポリエチレン素材でできている封筒です。宅配ビニール袋は、素材は薄いですが耐久性に優れているので、衝撃を受けても破れにくいのが特徴となります。比較的価格も安く、袋にテープがついているので手間をかけずに梱包可能です。
ガムテープやOPPテープ
缶バッジを包むOPP袋や気泡緩衝材などは、セロハンテープで問題ありません。しかし、封筒や袋、箱などに封をする際は、ガムテープやOPPテープなどの水に強く頑丈なものを使用することをおすすめします。
缶バッジの安全な梱包方法
缶バッジを発送する際の、安全な梱包方法を紹介します。
缶バッジをOPP袋に入れる
まず缶バッジをOPP袋に入れます。缶バッジは直接気泡緩衝材で包んでしまうと跡がついてしまう恐れがあるので、必ずOPP袋に入れましょう。OPP袋は、缶バッジのサイズにぴったり合うサイズのものを使うと安心です。
気泡緩衝材で巻く
OPP袋に入れた缶バッジを、気泡緩衝材で巻きます。気泡緩衝材は1重でなく、2重に巻くようにするとより傷がつきにくくなるので安心です。気泡緩衝材がしっかりと缶バッチに巻き付いていることを確認し、テープで留めましょう。
封筒や袋に入れて封をする
気泡緩衝材で包んだ缶バッジを、発送する封筒や袋に入れます。封筒や袋は、できるだけ缶バッチにぴったり合うサイズを選ぶことをおすすめします。もし大きめの封筒や袋しかない場合は、封筒や袋のサイズに合わせた厚紙を用意し、厚紙に缶バッチを固定すると安心です。
缶バッジを傷つけずに発送する方法
缶バッジを傷つけずに発送する方法を紹介します。
1個ずつ梱包する
複数の缶バッジをまとめて発送する場合もあるでしょう。その場合は、1個ずつ梱包することが重要です。OPP袋に入れる際は、缶バッジ同士が重ならないように注意しましょう。
缶バッジの数が多く封筒に入りきらない場合は、ダンボールを用意して梱包すると安心です。
しっかり補強する
缶バッジは衝撃に弱く壊れやすいので、しっかり補強することが重要です。封筒や袋、箱などの中で動いてしまうと傷の原因になります。封筒や袋と同じサイズの厚紙を用意し、厚紙で缶バッジを補強します。
封筒や袋では心配という場合は、箱を用意し、缶バッジの周りに気泡緩衝材を入れて梱包すると傷を防げるでしょう。
缶バッジのピンにも注意
缶バッジの表面に傷をつけたくないと考える方も多いでしょう。しかし、缶バッジのピンの部分にも注意しなくてはいけません。ピンは重さが加わると折れてしまう恐れがあります。梱包する際は、缶バッジ全体を気泡緩衝材で覆うようにしましょう。
加圧厳禁と記載する
缶バッジは圧力に弱いため、配送中に潰れてしまったり変形してしまったりする可能性があります。缶バッジなどの壊れやすい商品を発送する際は、封筒や箱に加圧厳禁と記載しましょう。加圧厳禁と記載すると、配送業者の方が注意して配送してくれます。
まとめ
缶バッジを梱包する方法や、缶バッジを傷つけないためのコツを紹介しました。缶バッジを発送する際には、破損や水濡れに注意しながら厳重に梱包することが重要です。また、トラブルを避けるために、缶バッチを直接気泡緩衝材で包むことは止めましょう。OPP袋やクッション封筒は、100円ショップやホームセンターなどで比較的安く手に入ります。缶バッジの到着を楽しみにしている方のために、必要な梱包材を用意し、丁寧な梱包を心がけましょう。
